秋が冬になる
いつ積もるかな?
心待ちにしていた雪がようやく降りました。
朝は積雪0cm
チラチラと降りはじめた雪は…
昼過ぎにはこんなに積もっていました。
朝とはまるで違う世界になっていました。
ちなみに昨日のぴっぱら…
11月14日(火)のお散歩にて
みんなで『だるまさんがころんだ』をしている時の写真です。
今日は秋と冬の境目
雪が降る前はあまり外に行こうとしなかった子どもたちでしたが…
雪が積もっているのを見つけると外へ飛び出していきました。
雪が降ったことが本当にうれしそうに見えました。
こどもたちを木の下におびき寄せます。
バッサー!!!!
見事にひっかかってくれました。
その後、おかえしとばかりにたくさんの雪玉が飛んでくるはめになりましたが…
雪が降って外に飛び出していくこどもたちを見て…
ここが大きな集団だったら
外に行ける時間が予め決まっている場所だったら
雪に飛び込むように外へ駆け出す、このまっすぐなエネルギーを静止しないといけないのだろうか?
まっすぐそのままでいい。
ここがこのまっすぐさを子どもの隣にいながら感じて、一緒に飛び出していける場所でよかった。
こんな笑顔が見える場所でよかった。
こどもたちはあそびたい!!
※月に2回の小学生ぴっぱら
朝のミーティングはいつも話もそこそこ…
「ねー!!はやく遊ぼう!!」と身体がウズウズしているみたい。
その言葉の奥に、時には怒りすら伝わってくる。
僕らは話したいわけじゃない遊びたいんだ!!
そんな風に原っぱに駆け出していく。
凸凹した原っぱにゴールだけあるサッカー。
1つのボールをみんなで追いかける。
晴れ間は午前中のひと時でした。
天気予報通り横殴りの暴風とあられのように粒の硬い雪が「ゴー!!」という音を立てて吹き荒れていました。
「ぴっぱら小屋壊れそうだね」
「むしろ壊れないのが不思議なくらいだ」
ゴゴゴゴゴ―
度々、屋根が風を受け悲鳴をあげていました。
そんな日は小屋の中での遊びが面白い。
ベイゴマ
編み物
リースも作っていました。
粘土遊び
粘土をこねて器を作っていました。
おやつ作り
クッキーを作っているそうです。
もっとざっくり作るのかと思えば意外としっかり計量して慎重に作っていました。
段ボールオーブンに入れて焼きました。
160℃で焼きたかったそうです。
「やばい!!400℃になってるぞ!!」(小2)
!?
表記『40.0℃』
くんくん…
おーいいにおいする!!
160℃で10分ほどで焼きあがったそうです。
作る前から「つくった人だけで食べる!!」と宣言していました。
満足そう
しかし!!クッキーにメープルシロップをドボドボ…
!?
作る過程の綿密な計量は何だったんだ?
…っていうか?使い過ぎだろう!!
勿体ないと思うぞー!!
最後、僕と子どもたちでもめたことは隠し味のスパイスということで…(笑)
他にはべっこう飴も作っていました。
砂糖を水で溶き、煮詰めて冷やす。
単純に見えますが火加減や火からあげるタイミング。
飴づくりもコツがいりますね~
そして、やっぱり外へ遊びに行きたい子どもたち
風に飛び込み
身体いっぱい風を受けとめる
いててててー!!
横殴りのあられも身体で受け止める?
「わたし、ひさしぶりにこうやってあそんだー!!あーわたし病みあがりだったんだー(笑)」(小1)
夕方、そんな一言が印象的だったとスタッフのじゅんきが教えてくれました。
帰りのミーティング
「きょうはあんまり外にいけなくてつまんなかった~」と話していました。
言葉の割には満足そうな顔をしているように見えましたが…
こどもたちはまだまだ遊びたい
秘密は楽しいけれど、誰もいないのは淋しい。
【秘密は楽しいけれど、誰もいないのは淋しい。】
「KとTがいっしょにあそんでくれない!!」
昼過ぎ、NとRが怒っていました。
KとTは鬼ごっこをしに行ってしまったそうです。
上手くいかないことってたくさんあるよね。
その後、Nはブランコを作るためにロープを持ってきました。
僕も加わりブランコとロープ渡りが出来上がりました。
面白そうなことに敏感な子どもたち。
KもTも秘密基地に帰ってきました。
「さっきはごめんね」
TがNに小さな声でそう言っているのが聞こえました。
「みんないるからこれはヒミツきちじゃないねーバレきちだー。」
そんなことを言って笑い合っていました。
秘密は楽しいけれど、誰もいないのは淋しい。
遊びの中でたくさんのことを感じているようでした。
【大縄跳び】
最高気温5度ぐらいでしょうか?
半袖になるくらい夢中に縄跳びをしていました。
【なわとびをみんなにみせたい】
迎えに来た大人たちに『にじ』の唄にあわせて縄跳びを披露していました。
H(縄跳び)
A(うた・タンバリン)
Y(うた・タンバリン)
T(ダッシュ?)
みんなに見てもらえてとても嬉しそうでした。
【本日のお昼ごはん】
おでん風煮物
ほうれん草と油揚げと芋の味噌汁
ぴっぱらの畑で収穫したジャガイモ・人参・ほうれん草を使いました。
【大根の玄米漬け】
毎年冬のはじめに畑で収穫した大根で玄米漬けを作っています。
子どもたちも麹をほぐし、玄米に混ぜてくれました。
つまみ食い…
しょっぱくて甘くておいしいそうです。
今年、大根は不作でした。
近所の方に大根をいただき無事に玄米漬けをつくることが出来ました。
無農薬だからこそ皮ごと漬けることができます。
美味しい漬物になりますように。
1日のほとんどをこの上で過ごしている
【ぴっぱら林】
ぴっぱら小屋から近い方の林。
白い小屋のある林を『ぴっぱら林』と名付けています。
うーん、やっぱり林の中は気持ちいいな~。
一人ひとり、何かを見つめ、見つけている。
たくさんの命に包まれる場所。
【1日のほとんどをこの上で過ごす】
ぴっぱらに来るとすぐここへ向かう、N。
「じゅんき、きょう雨だっていってけど、うそつきだー!!」と笑いあっている。
今日も秘密基地が作れることが、とてもうれしそうな様子。
朝の会でも秘密基地をつくる男の子3、4人で肩を組んでいました。
「いまは、かいぞくせんなんだー!!」と海賊の歌(T作)を歌って本当に楽しそう。
1日のほとんどをこの上で過ごしている。
仲間ができるってうれしいね。
【1・2・3…もういいかい?】
鬼ごっこや追いかけっこが大好きなこどもたち。
力いっぱい走ると気持ちいいね。
ねー、つぎはなにしてあそぶ?
【おやつ】
かぼちゃ団子をつくりました。
棒状にまとめた団子を包丁で切っていきます。
薪ストーブの上こんがり焼いて出来上がり
【父の姿】
父が薪割りに来てくれました。
みんなで冬に使う薪。
みんなが遊ぶ土台はこんな大人たちに支えられているね。
【粘土遊びはまだまだ続く…】
いちごのショートケーキを作るY。
平面から、立体へ
ゆっくりですが、少しずつ前に進んでいけますように。
森のようちえんたいせつネットワーク
11月5日(日)森のようちえんの実践者・研究者・議員が集まり森のようちえんの社会化をテーマに情報交換を行いました。
森のようちえんぴっぱら(鷹栖)
森のたね(中富良野)
キトウシ森のようちえん(東川)
国立大雪青少年交流の家(美瑛)
柳原教授(名寄大学)
広田まゆみ道議
遊び舎もっと(鷹栖)
それぞれの活動の現状を報告し、森のようちえんの制度化についての意見交換を行いました。
11月3日(金)より広田まゆみ道議が上川管内の森のようちえんに視察に来られていました。
3日(金)ワークの日には森のようちえんぴっぱらにも来ていただきました。
一緒に小豆むきなどしながらお母さんたちと話し、フィールドを見学していただきました。
5日(日)は名寄大学からも柳原先生に来ていただき実践者・議員・研究者と多様な交流の場となりました。
森のようちえんたいせつネットワークとは…
全国でも子どもを育てる場の一つとして認知されてきている森のようちえん。
2017年より自然環境が豊かな北海道でも子どもを育てる生活の場として知って頂けるよう上川管内にある大雪山を望む森のようちえんが繋がりネットワークを作りました。
2017年度は旭川-鷹栖-中富良野-東川での巡回写真展や3園合同体験会を行いました。
※11月5日東川mont-bellでの写真展は終了いたしました。
それぞれの活動から刺激を受け、学びの多い合同体験会となりました。
さて、11月5日(日)の交流会では…
来年度に向け上川管内における森のようちえんや自然保育の意義や有用性を、『ともに学び、広め、つながっていく』をテーマに講座を企画することなどが決まっていきました。
2月17日の国立大雪青少年交流の家で開催される『幼児教育フォーラム』で再び集い、具体的な案を持ち寄ることになりました。
新しい繋がりがうまれるとても貴重な時間となったことをうれしく思っています。
ゆっくりですが、少しずつ前に進んでいけますように。
【親子寺子屋 プレーパーク】
11月5日(日)は森のようちえんのミーティングの前に宮前のぞみ公園でのプレーパークに遊びに行ってきました。
おやこ寺子屋(岡本千晴さん)が主催するプレーパークとは…
大人がルールやプログラムを押し付けるのではなくこどもたちが『自分の責任で自由に遊ぶ』をモットーに自由な発想で遊ぶことができる場所です。
親子や小学生、近所の大人たちが集う素敵な空間でした。
北海道にこういう場所がもっと増えることを願っています。
彼らは簡単に夢をかなえてしまう
【月曜にはじまり、金曜日まで続く粘土遊び】
粘土をとってきて、好きな形を作って、ストーブで焼いて、絵具を塗っていく
繊細なタッチ
黙々と真剣に
優しく握られた作品
【少しずつ楽しいを広げていく】
「きょうはマグネットをつくる」とお家から磁石を持ってきてマグネットを作る子や、粘土に穴をあけてネックレスを作る子が現れました。
想像力が豊かでこちらが追い付けないほどに…
【ツリーハウスをつくる】
「ツリーハウスがつくりたい」
これは多くの方が一度は夢見たことではないでしょうか?
姫林檎の木の上にすのこをのせ、ツリーハウスを作り始めました。
砂場につき刺さった棒、登るために用意した脚立が細い姫林檎の木を支えています。
彼らは簡単に夢をかなえてしまう。
とてつもないエネルギーを秘めているように感じるのです。
ツリーハウスには畑(砂場)もありました。
畑で野菜をつくる生活がごっこ遊びの中に表現されていることがなんだかとてもうれしく感じました。
【畳3畳の世界】
冬の小屋はとてつもなく寒い。
夏場は靴を脱ぎ畳の上でご飯を食べていましたが、冬は寒いのでテーブルと椅子でご飯を食べることになりました。
片づけ前にひと遊び…
駐車場に並べられた畳の上に子どもが集まってきました。
片足の瀬戸際…
ここぞとばかりに大人に挑む子どもたち。
そして大根抜き
畳3畳の世界
3畳あればどこにでもいける子どもの世界