森のようちえん ぴっぱら

自然と人とふれあって生きる その人らしさが芽生えていく おとなもこどもも共に育ち合う 鷹栖の森のようちえん

日々のこと

ぴっぱらにもオニが来た

それは2月2日金曜日のこと… 樹氷が美しい穏やかな朝 スタッフじゅんきは氷点下20度でどのくらいの間唄ってられるのか挑戦していました。 朝のミーティングではオニが来ることが伝えられ… それが11時ごろだということも伝えられました。 去年は『海苔巻き』を…

光の世界に一瞬でこころを奪われた

昨日から林へ歩こうとこどもたちを誘っていたのですが、今朝のミーティングでは「えーいきたくない!」という声もちらほら… でも今日は行きたい!! 林に行ったら気持ちいい、そんな確信がありました。 「そんな簡単に断らないでくれよ~!」と僕の林へ行き…

こんな寒いのに毎日子どもたちは外で遊んでいます

倒木に積もった雪の山 雪の重みで曲がった枝でできたトンネル 凹凸のある林の中は子どもの「おもしろい」と感じる感性に引っかかるものが沢山ある気がします。 いろんなところで遊びがうまれていきます。 毎日のように林に行きたい。 そんな気持ちにさせられ…

身体と心のチャンネルがあっていく

長い冬休みが終わり、森のようちえんぴっぱらがはじまりました。 冬の森は静かで、雪が積もると夏とは違った目線で木々に触れることができます。 リスの足跡を見つけたそうです。 かまくらで味噌汁をすする。 美味しかったかな? かまくらの天井を掘っている…

毎日練習と今年もありがとう

森のようちえんぴっぱら通信NO387から転載 りかこ記 まいにち練習と今年もありがとう 最近ふと思ったこと…結婚って大変だな~。 違う環境で育った二人が好きで共に暮らすことになったとはいえ、違いが一杯。... そこにこどもが生まれ、また共に新たな違う人…

スペシャルな昼ご飯

パウダースノーのゲレンデとなる田んぼの雪原 冬の寒さにも少しずつ身体が慣れたようです ゲレンデのコンディションに合わせて ソリ、(尻すべり)ソリ、尻すべりとその日にあった滑り方を楽しんでいます。 今日は尻すべりソリ これがけっこうなスピードで滑…

思いっきり泣いて、笑って、走り出す

【思いっきり泣いて…】 朝、お母さんと離れるのが悲しくて思いっきり泣くY。 たくさん受け止めてもらえたら 思いっきり笑おう 最近、ゆうしの近くにそっといてくれる、H。 「Yトイレ行ったかな~?」なんて話をすると 「あっ、さっきわたしがいったからだ…

この言葉は向かい合う2人の間に『間』をつくってくれる感触があります

NPO法人自然スクールトエックから仲本桂子さん(通称:ぷーさん)が徳島へ帰ってからの日々 口癖のようになっている言葉があります。 お好み焼きの3枚目のおかわりをしたいと言ったRに… 折り紙を沢山使いたいはるとに… ダンプ(除雪道具)を貸したくないH…

秋が冬になる

いつ積もるかな? 心待ちにしていた雪がようやく降りました。 朝は積雪0cm チラチラと降りはじめた雪は… 昼過ぎにはこんなに積もっていました。 朝とはまるで違う世界になっていました。 ちなみに昨日のぴっぱら… 11月14日(火)のお散歩にて みんな…

秘密は楽しいけれど、誰もいないのは淋しい。

【秘密は楽しいけれど、誰もいないのは淋しい。】 「KとTがいっしょにあそんでくれない!!」 昼過ぎ、NとRが怒っていました。 KとTは鬼ごっこをしに行ってしまったそうです。 上手くいかないことってたくさんあるよね。 その後、Nはブランコを作るた…

僕らはコケクター

林へ向かう途中にある水路 水のひいた水路を歩くのは線路を走る電車の気分 歩きながら美しいものを見つけました。 それはこちら… 苔 よく見るといろいろな種類の苔があるのです。 苔の形、感触を確かめ写真に収めます。 僕らはコケクター 美しいですね~ 惚…

1日のほとんどをこの上で過ごしている

【ぴっぱら林】 ぴっぱら小屋から近い方の林。 白い小屋のある林を『ぴっぱら林』と名付けています。 うーん、やっぱり林の中は気持ちいいな~。 一人ひとり、何かを見つめ、見つけている。 たくさんの命に包まれる場所。 【1日のほとんどをこの上で過ごす…

彼らは簡単に夢をかなえてしまう

【月曜にはじまり、金曜日まで続く粘土遊び】 粘土をとってきて、好きな形を作って、ストーブで焼いて、絵具を塗っていく 繊細なタッチ 黙々と真剣に 優しく握られた作品 【少しずつ楽しいを広げていく】 「きょうはマグネットをつくる」とお家から磁石を持…

粘土を焼いておはじきを作りたい

雨が降り続ける1日 ぴっぱら小屋で油粘土をしていたRが「これを焼いておはじきにしたい」という。 焼いて固くしたいらしい。 さすがに油粘土は焼けないから外から土の粘土を取ってくることに… みぞれが降る中、茶色い粘土を取ってきて、おはじきの丸い形を…

こどもは『つりたい』というところに立っている

林の中、Y、H、Hがパレットヒルズに行くと言っています。 3人の手には枝に紐がついた『釣り竿』が握られていました。 パレットヒルズの池に到着。 足元の浅瀬に落とされた紐に魚が食いつくことはありません。 餌がついていないのだからもちろんのこと、そ…

雪を探しに

林の中は日当たりが良く、朝には雪はほとんど溶けてしまっていました。 パレットヒルズの丘の上は標高が少し高く、まだ雪が残っているようで… 登園時その景色を見ていた子どもたちと雪を探しに出かけました。 ありました!! 丘の上ではなく丘の入り口でした…

ないからそこにはたくさんある。

林にて… 昨日の続きで落葉のお寿司屋さんをやるという子どもたち。 まずは木を組み合わせてお店を作りました。 紐がないので、仕方なく笹やくるみの葉っぱで結びました。 それがなんとも難しく、幾度も失敗しましたが何とか作ることができました。 いよいよ…

午後には初雪を観測しました。

たくさんの落葉 落ちた葉は虫たちの住処となり、やがて土となる。 自然界はうまくできていますね。 有機的な関係性に静かに感動する朝。 子どもたちの笑顔にも元気をもらいました。 これもひとつの循環でしょうか? 今日は小学校がお休みだったため、小学生…

久しぶりの投稿は写真を中心に。いや…手を抜いてるわけではのですよ。笑

僕は10月5日~10日まで、徳島のTOEC(幼児フリースクール)のフリースクールセミナーに参加していたため鷹栖を離れていました。 ※そのため写真とコメント中心の記事となります。 【猟師の素質あり?】 【ケーキ出来上がり】 町に見えていましたが、ケー…

森のようちえんぴっぱらは、みんなでつくる場所

9月に入り毎週土曜日は『ワークの日』と銘打ち、冬支度や畑仕事をしています。 9月23日(土)4家族集まって様々なワークをしました。 子どもたちの生活はこういう日々で支えられています。 丸のこで廃材を使える長さにカットするなべさんとまんちゃん。 チェ…

晴れやかな笑顔とつながる手

今日は天気が良かったので林から抜け出し、探検に出かけました。 ごつごつした石の山や 奥にもみ殻の砂漠が広がる開けた道や 甘い香りのする桂の木の中を 久しぶりに全員で歩きました。 視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚…すべてで心地よい自然を感じる時間はな…

切干大根づくり

春まき大根は大きくなりましたが、なんといっても辛い!! 子どもだけでなく、大人も手が伸びないほど辛い。 そんな大根が夏を過ぎ、秋を迎えても、畑で食べられるのを待ってくれていました。 どうにかおいしく食べる方法はないだろうか? そこで、子どもた…

山ぶどうジュースを仕込む

山で採れる甘酸っぱい山ぶどうでジュースを作ってみました。 台風の影響で午前中は晴れ間もありましたが、午後は猛烈な雷雨。 午前中に採りに行っておいてよかった~ 今年も山ぶどうは豊作です。 かご一杯の山ぶどうが採れました。 さあ、ぴっぱら小屋の戻っ…

大人もやりたいことを

9月14日(木)鷹栖町のサークル・ラフマミー主催の『おはぎ講座』が開催されました 講師はりかこさん※りかこさんは森のようちえんを始める前は『きっちんらいる』というcafeを営んでいました。 黒糖・洗双糖などいろいろな砂糖で作り味比べをしたそうです。 …

朝のケイドロ。子ども達の「やりたい」からはじまる一日

朝、ケイドロ(鬼ごっこ)がはじまりました。 大人対子どもの鬼ごっこ。 大人の隊長りかこは追いかけられて3メートルで捕まっていますね。 しっかり隊長!!笑 でも、じゅんきはなかなか捕まりません!! さすがです! それでも最後は子ども達が大人全員を捕…

雨の一日。くるみと山ぶどうと小桑

朝から一日中降る雨。 こんな日もカッパを来て子ども達は林にやってきます。 こんな日は朝から焚火の前に自然と人が集まります。 雨でも、雨だからこそ外に行きたい子ども達もいます。 くるみがたくさん実っているようで子ども達と採りに行ってみました。 木…

あなたの気持ち私の気持ち

ぴっぱら通信366号から転載 なっつ記 あなたの気持ち私の気持ち ... 「ちょっとだれかー!」とハンモックで遊んでいたこどもたちがよんでいる。「どうしたー?」と行「ちょっとだれかー!」とハンモックで遊んでいたこどもたちがよんでいる。「どうしたー?…

こんな一日最高

ぴっぱら通信NO365から転載 K母記 最近、朝になると腹痛になるK。学校休んで通院、ぴっぱらに梅取りに行ったら、突如野球が始まった。カワゴンがキャッチボール受けてくれたことから、Rがバッターに。バット(ぼっこ)に当たった時のRの嬉しそうな顔…