森のようちえん ぴっぱら

自然と人とふれあって生きる その人らしさが芽生えていく おとなもこどもも共に育ち合う 鷹栖の森のようちえん

子ども達はいつも前を向いている‼ 

 


今日からぴっぱら小屋の解体が始まります。

小学生ぴっぱら通信NO153号より転載
             小ぴ母 おのゆうこ

子ども達はいつも前を向いている‼ 

ずいぶん先と思っていた7月があっという間に来てしまいました。クラウドファンディング!色んな皆様のお気持ちが集まって素晴らしい成果がありましたね(*^^*)すごいなぁ~ぴっぱらの持つ力をまたまた感じています。スタッフ、周りで盛り上げて下さった皆様ありがとうございました。6月22日の小ぴ、雨のふる1日でしたがいつもながら楽しく過ごしました。改めて子ども達すごいなぁ~って出来事を伝えたい私です。
  朝のミーティング。いっぱい話を聞きたいスタッフに、遊びたい子ども達…しゃべりたい子だっているから、その日、その時で色んな様子がありますが、なんだか22日のミーティング、素敵でした。まず、釣りが好きなはるとがホッケ釣りの絵本を持参。かわごんが読み聞かせてくれました。ミーティングが面倒で将棋しながらの子ども達も、海に出て行く話と、力強い絵に思わず見とれたり。絵本ってすごいなぁ。そして、ちょっと遅れてきたそうたろう。白樺とお別れが悔しくて怒りながら小屋に入ってくる…。気持ちを聞き出すかわごんに寄り添うじゅんき。そうだよね。大好きな樹が切られちゃうのは悔しいよね。そんな気持ちをストレートに表せる事に感動。わたしも一緒に悔しくなるよ。

 りかさんから、大事なお話。「森の小屋が家事になりました」「森は燃えなかった?」「良かった~」「大切な小屋だったのに、お泊まり会泊まる場所なくなっちゃうよ」「そしたら、小屋作らなくっちゃ」みんなで小屋を作りたいとしばらく盛り上がり。クラウドファンディング祭りも中止になった事、残念だったよね、と話した後も、新しい小屋の話になり、「隙間風も、雨漏りもなくなっちゃう」「ぴっぱらの歌と違っちゃう」「こうよう3番作ったから、また、新しい歌作ろう!」大人は過去の失敗や未来の不安に備えて色んな事を心配しちゃったりするけれど、今を生きている子ども達、いつも前を向いているんだな。清々しいなぁ~と見習いたくなったミーティングでした。

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