森のようちえん ぴっぱら

自然と人とふれあって生きる その人らしさが芽生えていく おとなもこどもも共に育ち合う 鷹栖の森のようちえん

こどもたちはあそびたい!!

※月に2回の小学生ぴっぱら

朝のミーティングはいつも話もそこそこ…

「ねー!!はやく遊ぼう!!」と身体がウズウズしているみたい。

その言葉の奥に、時には怒りすら伝わってくる。

僕らは話したいわけじゃない遊びたいんだ!!

そんな風に原っぱに駆け出していく。

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凸凹した原っぱにゴールだけあるサッカー。

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1つのボールをみんなで追いかける。

晴れ間は午前中のひと時でした。

天気予報通り横殴りの暴風とあられのように粒の硬い雪が「ゴー!!」という音を立てて吹き荒れていました。

「ぴっぱら小屋壊れそうだね」

「むしろ壊れないのが不思議なくらいだ」

ゴゴゴゴゴ―

度々、屋根が風を受け悲鳴をあげていました。

 

そんな日は小屋の中での遊びが面白い。

 

ベイゴマ

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編み物

 

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リースも作っていました。

 

粘土遊び

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粘土をこねて器を作っていました。

おやつ作り

クッキーを作っているそうです。

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もっとざっくり作るのかと思えば意外としっかり計量して慎重に作っていました。

段ボールオーブンに入れて焼きました。

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160℃で焼きたかったそうです。

「やばい!!400℃になってるぞ!!」(小2)

!?

表記『40.0℃』

 

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くんくん…

おーいいにおいする!!

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160℃で10分ほどで焼きあがったそうです。

作る前から「つくった人だけで食べる!!」と宣言していました。

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満足そう

しかし!!クッキーにメープルシロップをドボドボ…

!?

作る過程の綿密な計量は何だったんだ?

…っていうか?使い過ぎだろう!!

勿体ないと思うぞー!!

最後、僕と子どもたちでもめたことは隠し味のスパイスということで…(笑)

 

他にはべっこう飴も作っていました。

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砂糖を水で溶き、煮詰めて冷やす。

単純に見えますが火加減や火からあげるタイミング。

飴づくりもコツがいりますね~

 

そして、やっぱり外へ遊びに行きたい子どもたち

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風に飛び込み

身体いっぱい風を受けとめる

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いててててー!!

横殴りのあられも身体で受け止める?

「わたし、ひさしぶりにこうやってあそんだー!!あーわたし病みあがりだったんだー(笑)」(小1)

夕方、そんな一言が印象的だったとスタッフのじゅんきが教えてくれました。

 

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帰りのミーティング

「きょうはあんまり外にいけなくてつまんなかった~」と話していました。

言葉の割には満足そうな顔をしているように見えましたが…

 

こどもたちはまだまだ遊びたい