朝のケイドロ。子ども達の「やりたい」からはじまる一日
朝、ケイドロ(鬼ごっこ)がはじまりました。
大人対子どもの鬼ごっこ。
大人の隊長りかこは追いかけられて3メートルで捕まっていますね。
しっかり隊長!!笑
でも、じゅんきはなかなか捕まりません!!
さすがです!
それでも最後は子ども達が大人全員を捕まえるのでした。
鬼ごっこの後に朝のミーティング
今話したいこと、今日やりたいことなど思いを聴き合う場となればと考えています。
「忍者ごっこがしたい」
「コクワを取りに行きたい」
「クワガタさがしたい」
「折り紙したい」
ぴっぱらの日々が一人一人のやりたいからはじまれば良いと思います。
※寒くなったのでもうクワガタはいないと思いましたが…
どんぐりの木にいましたー!!
ー本日のおやつー
フルーツパンケーキ
コクワ・木いちご・山葡萄は散歩で見つけたフルーツです。
Yの5歳のお祝いで食べました。
雨の一日。くるみと山ぶどうと小桑
朝から一日中降る雨。
こんな日もカッパを来て子ども達は林にやってきます。
こんな日は朝から焚火の前に自然と人が集まります。
雨でも、雨だからこそ外に行きたい子ども達もいます。
くるみがたくさん実っているようで子ども達と採りに行ってみました。
木から落ちたくるみの実を拾います。
たくさんのくるみが採れました。
すこし山の方へと歩いて行って、山葡萄の味見をしに行きました。
噛むとぴゅっと甘酸っぱいブドウの実が出てきます。
たまに酸っぱいようです
肩車したら自分で採れるかな?
山ブドウのあとは小桑も少しいただきました。
山の恵みに感謝。
ぴっぱら小屋に帰って来て久しぶりにストーブに火をつけました。
やはり、火のまわりには人が集まりますね。
昨日収穫したズッキーニとジャガイモはカレー炒めとなりました。
美味しかったー!!
午後はぴっぱら小屋のまわりで遊ぶ子ども達。
工作をする子もいれば、まだまだ水遊びする子も。
雨の中水遊びをすると雨が降っていることを忘れます。
もう晴れてるみたいなもんです!!
かわごん
もう少し楽しめる夏野菜とこれから楽しみな冬野菜
もう少し楽しめる夏野菜とこれから楽しみな冬野菜
こども達が遊ぶ横で畑仕事をしている時。
採れた野菜で日々の食事ができた時。
とても幸せを感じます。
ズッキーニ
ピーマン
トマト
赤くなる前にヘタが黒くなってしまうのが悩みです
大豆
今年も味噌が作れそうです。
大根
春菊
白菜
今年、冬をこえ種ができ、自生しようとしている白菜
夏。無数の種を一面に蒔いて発芽しようとする白菜の意思を感じました。
小豆
今年の粒はとても大きい!!
さあ、ズッキーニが3本採れた。
明日のお昼ご飯はなにしよう。
ジャガイモ堀りと収穫祭
8月31日ぴっぱらの畑でジャガイモ堀りをしました。
午後からお母さん達も集まり、5畝の芋が掘れました。
芋農家ばりのやる気を見せています!!姿勢と手つきに惚れ惚れしますね。
こんなにたくさん掘れました。
今年は豊作でした。
野菜が収穫できなくなる冬に向けて素敵な蓄えができました。
そして昨日9月6日(水)ジャガイモでコロッケを作りました。
Rも最初から最後まで真剣にコロッケを作り続けてくれたそうです。
おやこ寺子屋のちはさんもご飯作りに来てくれました。
『外遊び』をテーマに里山部の清水君とおやこ寺子屋のちはさんとぴっぱらのスタッフでお話する機会があり、その際に「ぴっぱらにご飯を作りに来たい!!」と話していたちはさんでしたが、タイミングよくコロッケづくりの時に来てくれました。
~メニュー~
羽釜ご飯
伝承館のおからとジャガイモのコロッケ
カレースープ
コロッケは168個も揚げたそうです。
作ってくれた皆さんありがとう!!
素敵な収穫祭となりました。
かわごん
あなたの気持ち私の気持ち
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ぴっぱら通信366号から転載
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なっつ記
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あなたの気持ち私の気持ち
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「ちょっとだれかー!」とハンモックで遊んでいたこどもたちがよんでいる。「どうしたー?」と行「ちょっとだれかー!」とハンモックで遊んでいたこどもたちがよんでいる。「どうしたー?」と行ってみると、Nが2人ほど乗ったハンモックにロープをぐるぐるしばりつけている。困った様子のRやT、H。「Nが邪魔するんだよ」ハンモックに乗りたいのにロープが邪魔で乗れないらしい。一方、横ではNが眉間にしわをよせ、ものすごく怖い顔でハンモックにいる子たちを睨んでいる。邪魔しているようには見えない。「N怒ってるのね、ハンモックに乗りたかったの?」と聞くと「うん」と深くうなずいた。乗りたいのに「誰もゆずってくれないのが辛かった」ということとな。「そうかそれは辛かったなぁ。だからってロープをしばりつけてもなぁ。」“乗りたい”“どうして譲ってくれないんだ”ということは伝わらんよな~。「乗せてくれないか」って相談してみようよ、Nは譲ってくれなくて“困ってた”みたいよ、とほんとうに伝えたかったことをNとその周りで遊んでいる子たちとお互いに確かめた。ある日の昼過ぎ、Kとわたしでご飯を食べる。田んぼでの野球で盛り上がる声が聞こえる。「楽しそうだねえ」「そうだねぇ」なんて話しながらお味噌汁をすする。HやKの弾んだ声。その中にNちゃんの泣いている声。「お、Nちゃん泣いてるね、どうしたかなぁ」とつぶやく。「あぁそうだね、Nちゃん、悔しかったんじゃない?」とK。“泣いている”ことに気づき、Nちゃんの気持ちに寄り添う。「そうだね、なんかうまくいかなかったのかもね。」嬉しいことも悲しいことも、いろんなことが起きる一日。そんな中で、一緒に過ごしている仲間の声やきもちに思いを巡らす時間が増えた。“いろんな人”がいる環境の中だからこそ、こうして気持ちを通わせ、そのなかのひとりである“あなた”と“わたし”お互いを知りあう時間がこれからもっと増えていく気がしている。その瞬間の中で自分自身を思いっきり生きているこどもたち。そのそばにいるわたし。そこで起きることひとつひとつに泣いたり笑ったり。そんな“気持ち”をぎゅっと抱きしめながら大切に過ごしていきたい。