小学生ぴっぱらー新そば祭り-
2017.9.30
小学生ぴっぱら
毎回20~25名ほどの子どもたちが遊びに来ます。
今回はぽんさんがお昼ご飯にそばを振舞ってくれました!!
手打ちそばの食感と喉越しの良さ、豊かな風味。
かき揚げは子どもたちが作っていました。
それはそれは、「ここは蕎麦屋なのか?」と食べ終わった後の満足感は相当なものでした。大人も子どもたちも大満足!!
「通な食べ方は、麺の半分だけつゆにつけて食べるんだよ!!知ってる?」なんて言いながら食べていましたね。
ぽんさんごちそうさまでした!!
【冒険とは】
僕は今日は朝のミーティングで「釣りに行きたい!!と言っていた男の子たちについて行きました。
「釣りか?でもこの辺魚が釣れる川はないしな~」と内心思いながらも、ふと子どもたちの想像している釣りはそういうことなのか?と思い直しました。
釣れる。釣れない。ではなく釣りたい!!のです。
だから、そこに川があろうがなかろうが、あると信じて探したい。
あるかないかわからないから道をかき分け、川を探す。
それを『冒険』と呼ぶのかもしれません。
藪の中は険しく写真は撮る余裕はありませんでした。
小桑の木の下の崖を下り、小さな水の流れを見つけた子どもたちと川を下れば水が多くなるのではないか?と信じ、笹藪を抜け、崖を2か所越え、水が溜まっている場所を見つけました。
そこで糸を垂らし、畑で捕まえておいたミミズを餌に釣りをしてみることに…
『赤いザリガニがいるように見える!!』
『もうちょっと深いところに落として!!』なんて言いながら。
残念ながら魚は釣れませんでした。
お腹が空いたから帰ろう。
悔しさとやり切った気持ち半分でそばを楽しみにぴっぱら小屋へ帰りました。
【リンゴの砂糖漬け】
秋のお泊り会で食べるそうです。
【女の子は何といっても手芸】
男の子は一人もいない
【ないなら作る】
釣りに行く前に「ねー将棋ない?」と聞いていたかんたくん
※ぴっぱらには数年前に手作りした将棋があったのですが、その日は出していませんでした。
釣りから帰ってきて驚いたことに、自分で将棋盤と駒を作っていました。
ないなら作ろうとする感覚がうれしい。
次の小学生ぴっぱらは秋のフリーキャンプ。
帰りのミーティングでやりたいことを聴くと段ボールハウスで寝たい子がたくさんいました。
さあどんなお泊り会になるのか楽しみです。
森のようちえんぴっぱらは、みんなでつくる場所
9月に入り毎週土曜日は『ワークの日』と銘打ち、冬支度や畑仕事をしています。
9月23日(土)4家族集まって様々なワークをしました。
子どもたちの生活はこういう日々で支えられています。
丸のこで廃材を使える長さにカットするなべさんとまんちゃん。
チェンソーを使える、なおや君はずっと放置されていたニセアシアの大木を切ってくれました。
野球の試合を午後に控えるまーくんも自転車で駆けつけてくれました。
午前中は斧を縦に、午後はバットを横に振るまーくんです!!
お母さんたちも日々の生活で薪が使いやすいように移動してくれました。
薪置き場にも薪が積まさり、ほくほくした気持ちになりました。
重たい薪の詰まった袋を何往復もして運ぶのは大変なことです。
大人たちがワークをしている間子どもたちはというと…
昼食で食べる枝豆を茹でてくれました
火が好きなちせちゃん。
枝豆を茹でる火をつけてくれています。
小学生もいたのでとても心強かったです。
薪作りだけでなく小豆採りやジャガイモの選別もしてくれました。
ワークの後はみんなでお昼ご飯を食べました。
本日のメニューはカレーと枝豆
身体を動かした後のごはんはとても美味しい!!
用意したカレーも好評で嬉しかったです。(※甘口の隠し味はメープルシロップ)
現代はお金を出して灯油を買い、お店で食材を買うことが一般的だと思います。
日々、僕はそれらがつくられる過程にとても鈍感になっています。
こんな日はゆっくり、それらの成り立ちに想いを馳せることができる気がします。
『ワークの日は身体は疲れるけど心地よい疲れなの』とあおいちゃんが話してくれました。
ぴっぱらはみんなでつくっている場所だと強く感じました。
大人は冬支度。
その周りで子どもが遊んでいる。
どこかの村のような風景がとても心地良くもあります。
皆さんありがとうございました!!
晴れやかな笑顔とつながる手
今日は天気が良かったので林から抜け出し、探検に出かけました。
ごつごつした石の山や
奥にもみ殻の砂漠が広がる開けた道や
甘い香りのする桂の木の中を
久しぶりに全員で歩きました。
視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚…すべてで心地よい自然を感じる時間はなんとも言えない豊かさを感じます。
こんな日は晴れやかな笑顔になりますね。
坂道を駆け降りる子どもたち…
最後は木に登って遊んでいました。
登りやすいように、教えられなくても裸足になって木に登る。
滑り落ちない工夫を、自ら考えながら慎重に登っていました。
また来週もみんなで散歩に行きたいな~
山ぶどうジュースは持っていけるかな?
『たくさん遊んで、たくさん食べて…』
木の組み方と火加減さえ気を付ければ細い薪数本で米が炊けました。
『つながる手』
『種をつなぐ』
今年は数量は採れなかったトマトですが、土に適したトマトになってくれることを願います。
『冬支度』
畑仕事や草刈りもほどほどに、これからは薪をつくるシーズンがやってきました!!
薪づくり人募集中です。今年は廃材中心です。
使わなくなった木材を冬の暖やご飯づくりに利用できる循環を大切にしたいと思います。
来年は、林の倒木や間伐した木を薪にしながら、人の営みと自然の循環のある環境にしていきたいと思いました。
切干大根づくり
春まき大根は大きくなりましたが、なんといっても辛い!!
子どもだけでなく、大人も手が伸びないほど辛い。
そんな大根が夏を過ぎ、秋を迎えても、畑で食べられるのを待ってくれていました。
どうにかおいしく食べる方法はないだろうか?
そこで、子どもたちと切干大根にしてみることにしました。
「かたーい」「からーい」と言いながら上手に包丁を使っていました。
8本の大根を千切りにしたようです。
網に入れて2週間ほどで切干大根ができるようです。
夜露や雨にあたらないように乾燥させます。
おいしく出来たらまだ畑にいる大根も干してみたいと思います。
土とつながる日々を大切にしたいと思います。
『今日のぼくのやりたいこと』
朝のミーティングでも粘土をやりたいと言っていた、T。
午後、林からぴっぱら小屋に戻るとすぐに粘土を出して遊んでいました。
『すごいスウィングでごみをはく』
みんなで掃除すると気持ちいいね。
ありがとう!!
『本日の昼食』
毎週水曜日は『かまど番』としてお母さんたちがご飯を作ってくれます。
畑の野菜も使っておいしいご飯を作ってくれました。
ごちそうさまでした。
山ぶどうジュースを仕込む
山で採れる甘酸っぱい山ぶどうでジュースを作ってみました。
台風の影響で午前中は晴れ間もありましたが、午後は猛烈な雷雨。
午前中に採りに行っておいてよかった~
今年も山ぶどうは豊作です。
かご一杯の山ぶどうが採れました。
さあ、ぴっぱら小屋の戻って山ぶどうジュース作りです。
一粒一粒丁寧にはずしてくれました。集中してましたね。
今回は甜菜糖を使いました。
山ぶどう・砂糖・山ぶどう・砂糖…
交互に入れていきます。
7・8分目くらいになったら良いそうです。
どのくらいでぶどうジュースになるのかな?
※密閉するとバクハツするそうなので、シュワシュワしてきたらふたを少しあけておくそうです。
ビンは東旭川桜岡のAujourd'hui (オージュルデュイ)さんで購入しました。
-本日のおやつ-
今日はRの誕生日
山ぶどうでジャムを作り、ケーキにぬってみました~
甘酸っぱくてとても美味しかったです。
R君、誕生日おめでとう!!
朝のケイドロ。子ども達の「やりたい」からはじまる一日
朝、ケイドロ(鬼ごっこ)がはじまりました。
大人対子どもの鬼ごっこ。
大人の隊長りかこは追いかけられて3メートルで捕まっていますね。
しっかり隊長!!笑
でも、じゅんきはなかなか捕まりません!!
さすがです!
それでも最後は子ども達が大人全員を捕まえるのでした。
鬼ごっこの後に朝のミーティング
今話したいこと、今日やりたいことなど思いを聴き合う場となればと考えています。
「忍者ごっこがしたい」
「コクワを取りに行きたい」
「クワガタさがしたい」
「折り紙したい」
ぴっぱらの日々が一人一人のやりたいからはじまれば良いと思います。
※寒くなったのでもうクワガタはいないと思いましたが…
どんぐりの木にいましたー!!
ー本日のおやつー
フルーツパンケーキ
コクワ・木いちご・山葡萄は散歩で見つけたフルーツです。
Yの5歳のお祝いで食べました。